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胆石症とは

胆石って?

胆石

胆石は、胆道系(肝内胆管、総胆管、胆のう)にできた結石のことです。胆石の患者は年々増加傾向にあり、特に40歳~50歳の肥満女性に多く見られます。胆石ができても、約半数は無症状ですが、胆石発作(右のわき腹や背部への痛み、発熱、横断)がみられることがあります。

原因としては食生活の欧米化による脂肪とコレステロールの過剰摂取があるとされています。

最近では画像診断の進歩によって以前より発見が容易となっているようです。

胆汁と胆のうのはたらき


胆のうは、肝臓の裏側に位置し、細長い洋ナシのようなかたちをしています。主なはたらきは、肝臓でつくられた胆汁を貯蔵し、脂肪分を消化・吸収することです。

脂肪分を含む食べ物が十二指腸を通ると、胆汁を送り出します。この胆汁の成分が食生活や体質の影響によって変化すると結石ができるといわれています。

石の種類

中年女性にはコレステロール結石が最多です。混成石やビリルビンカルシウム石、黒色石が発生する場合は多発する傾向にあります。

純コレステロール石 コレステロールを主成分とする胆石です。女性で、40歳以上、元気で食欲旺盛な太り気味な方に多く見られます。
脂肪分の多い食生活や、不規則な食生活によって胆のうがはたらかないと、胆汁内のコレステロール量が増加し、溶けきれずに結石となります。コレステロール結石は、年々増加傾向にあるといわれています。
色は白や黄色で、大きさは1㎝程度のものが多いようですが、3cm程度になっているものもあるようです。
混成石 内側は放射状、外側は層状構造になっています。純コレステロールをビリルビンカルシウムが囲むものです。
混合石 放射・層状構造。コレステロールとビリルビンが混じっているものです。
ビリルビンカルシウム石 胆汁内のビリルビンと呼ばれる胆汁色素が固まってできる胆石です。
なんらかの理由で胆汁の流れが悪くなり、細菌感染がおこるとビリルビンがカルシウムと結合して結石をつくります。大きさは1㎝以下のものが多いようですが、多数できることがあります。
黒色石 少数派ですが肝障害や胃の切除後に貧血がある場合は、ビリルビンとたんぱく質が結合して「黒色石」と呼ばれる色素結石になる場合もあります。近年増加傾向にありますが、原因はわかっていません。

発症もとによる分類

胆石症は結石のできる場所によって呼び名が異なり、症状も違い射ます。胆のう結石結石や肝内結石は、結石が胆のうや肝内にあるときにはほとんど症状がありません。総胆管結石では、せまい胆管内に結石がつまるので疝痛が起こります。

胆のう結石 胆のうの中に結石ができるもの。胆石症患者の多くがこの腫の結石です。コレステロール結石がよくみられます。発症するのは50代半ばの年齢層が多く、男性に比べて女性のほうがやや多いとされています。
総胆管結石 総胆管と呼ばれる胆汁の通り道に結石ができます。これは、胆のうでできた結石が胆汁の流れにのって落下したものがほとんどです。総胆管原発の場合は、ビリルビンカルシウム結石がよくみられます。
肝内結石 肝臓内の胆管にできる結石です。食事内容や衛生環境などが原因でできるのではないかといわれています。胆汁がうっ滞することで肝機能障害を起こしやすくなります。
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